団地の区画
団地概要
宅地標高約100mのなだらかな地勢をもつ「水の郷工業団地」。地質は砂礫層(Ag3)で構成され、強固な地盤を構成しています。豊富な地下水は工業用水や冬期間の融雪などその用途は広く、排水は団地北側を流れる排水路を経由して一級河川水無川へと放流します。電力は、令和5年11月から特別高圧共同受電60,000Vの運用開始予定。都市ガス・上水道については魚沼市が供給します。
所在地 | 新潟県魚沼市十日町 |
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全体計画面積 | 30ha |
工場用地面積 | 24.9ha (分譲可能面積 3.3ha) |
用途地域 |
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開発指定地域名 |
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導入業種 | 製造業、道路貨物運送業、倉庫業、および卸売業 |
分譲単価 | 12,800円/m2(42,300円/坪) |
用水 |
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排水 |
※排水基準 新潟県排水基準条例による pH 5.8~8.6 BOD 許容限度 25mg/l 日間平均 20mg/l ss 許容限度 80mg/l 日間平均 60mg/l |
電力 |
特別高圧一括受電による電力供給 |
ガス |
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地耐力 | 安定・強固な地盤 |
情報処理 | NTTフレッツ光ネクスト 東北インテリジェント光ファイバーケーブル |
豊富な地下水
魚沼市(小出地域)は、国土交通省「全国水の郷百選」に認定。この工業団地名の由来も「豊富な水」にあります。
豊富な地下水
水量10,000t/日以上の地下水の採取をクリアします。
連続揚水に影響なし
6時間連続揚水を行った場合でも、水位は△5.57mの地点で安定しており、取水ポンプの位置する採取地点にはまったく影響しません。連続して安定した揚水が可能です。
工業用水に最適な水質
水硬度は、軟水に分類され、飲料水としての基準を大きくクリアしているこの地下水は、工業用水としても最適な水質を保持しています。(硬度・超軟水11~20mg/リットル)
安定・強固な地盤
越後三山を源流とする一級河川水無川の扇状地として形成された「八色原」。
安定した地盤構成
主に転石、玉石混じり礫層で構成されており、200mm程度の礫が点在していますが、礫の混入状況により若干のバラツキが見られます。
※工場建設時には、約20m程度の地盤調査が必要です。
地盤沈下の心配なし
粘土質地層が連続して存在しないため、地下水の採取による地盤沈下の心配がありません。
常時微震動基準、VC-E未満を記録
近年欧米で研究されている震動基準のうち、最も厳しい基準であるVC-E未満を記録しております。
ガスの供給《市営LNGサテライト》
環境に優しく、クリーンなエネルギーを供給
液化天然ガス(LNG)は石油などの化石燃料に比べて、CO2や大気汚染物質の排出量が少
ないクリーンなエネルギーです。
魚沼市では団地内にLNG供給施設を設置し、環境対策に配慮しています。LNGの供給を通じ、企業のイメージ向上につながります。
電力・熱の供給《東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)》
特別高圧等エネルギー供給基盤の整備に着工中(水の郷スマートエネルギーセンター)
- 特別高圧一括受電事業により、水の郷スマートエネルギーセンターから直接各社の生産規模・電力需用に応じた電力供給(普通高圧6,000V)が可能(令和5年11月運開)です。
- 令和6年からガスコージェネレーションシステム等による蒸気・温水による熱電供給事業の検討に入ります。CO2削減・省エネ・災害時のレジリエンスの向上に取り組む計画です。
優遇措置
新潟県と魚沼市がタイアップして支援します。
※各制度とも対象要件・業種指定あり
※事前申請が必要となりますので、詳しくはお問い合わせください。
新潟県の優遇制度
- 新潟県未来創造産業立地促進補助金
- 法人事業税の課税免除(3年間)及び不均一課税(3年間)計6年間
- 法人県民税超過課税分の不均一課税(6年間)
- 不動産取得税の課税免除
魚沼市の優遇制度
- 固定資産税(製造部分)の課税免除(3年間)
- 魚沼市産業立地促進特例補助金(4年間)(固定資産税額の1/3相当額:限度額5千万円/年)
- 魚沼市雪冷熱利活用施設導入補助金(補助率1/2~1/3:限度額3千万円)
- 魚沼市エネルギー・環境保全施設導入事業補助金(補助率1/5:限度額1億円)
その他の優遇制度
- 特別割増償却の適用(機械10%、建物6%)
- 工場立地法の特例(緑地等の面積規制緩和10%)
- 地域未来投資促進法に基づく地域経済牽引事業者支援(課程の特例等)
- 雇用・人材確保に関する各種支援(就職奨励金、雇用促進事業ほか)